2019/3/20,京都府 |
ホオノキキンカクキン Ciborinia aff. gracilipes
子実体は菌核から発生し、有柄の椀型。子嚢盤はしばしば皿型まで開き、直径3から10 ㎜、透明感のある赤褐色、周縁に濃色の縁取りを持つ。また子嚢盤の外面はやや粗面から平滑。柄は土粒をまとい、赤褐色から濃褐色、菌核に近づくにつれて濃色を呈する。菌核は扁平な楕円形(小判型)、黒色。
春、モクレンやコブシ樹下で見られる。都市部の公園や庭園でもしばしば発生する。
海外で見られる C. gracilipes にごく近縁な別種もしくは同種として、C. aff. gracilipes として掲載した。もともとモクレンキンカクチャワンタケなどと呼ばれていたが、参考文献(23)において新称ホオノキキンカクキンが提唱された。
2021/3/7,大阪府 |
参考文献-(23)
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