ニセキンカクキン属不明種 Ciborinia sp.

2020/3/11,兵庫県

ニセキンカクキン属不明種 Ciborinia sp.


 子実体は菌核から発生し、有柄の椀型、透明感のあるもろい肉質。子嚢盤は早くから開き、しばしば成熟すると皿状になる。子嚢盤の直径は1.5から3 ㎜、淡黄褐色から象牙色。柄は長く、地中の菌核につながる。柄は褐色で、表面に白色の微毛を生じる。菌核は俵型で、長さ2から3 ㎜、黒色。

 春、ヒサカキ樹下で普通に見られる。おそらく非常に小さいため見逃されており、本州に広く分布すると考えられる。


 本種は未記載種であるうえに文献が非常に少ない。



2020/3/11,兵庫県


参考文献-(なし)

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