ニクアツベニサラタケ Phillipsia domingensis

2019/10/26,奈良県

ニクアツベニサラタケ Phillipsia domingensis

  子実体は無柄か極端に短い柄を持ち、皿形から浅い椀形直径20から95㎜、厚さ5から12㎜。子実層面は暗赤色からえんじ色、成熟すると盛り上がり、しわを生じる。外面は汚白色から黄色、肉眼ではほぼ平滑だが微毛に覆われる。

 秋、フジをはじめとした広葉樹の落枝などに単生から群生

 同じような環境を好み、しばしば混生する近縁種に、ウスミベニサラタケ Phillipsia sp.が存在する。ウスミベニサラタケは子実層面に白色斑を生じ、外面も白色であることから、本種と区別できる。

参考文献-(11),(15),(23)

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