ウラスジチャワンタケ Helvella acetabulum

2020/4/5,大阪府

ウラスジチャワンタケ Helvella acetabulum

 子実体は有柄の深い椀形、直径20から60㎜、全体が横から潰された様に歪む物が多い。子実層面は灰褐色。縁は強く内側に巻き、しばしば鋸歯状となる。外面の縁付近は子実層面とほぼ同色で微粉状またはちりめん状、基部に向って淡色で平滑になり、柄の近くでは殆んど白色になる。柄は乳白色で縦に畝状の隆起がある。 隆起は子嚢盤の下面に伸びて脈状に分岐しながら子嚢盤の縁近くにまで達する。

 春から初夏、広葉樹林内の地上に散生から群生。都市部の公園などでも発生する。

参考文献-(8),(10),(23)

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