2021/6/20,京都府 |
ツブノセミタケ Perennicordyceps prolifica
子実体はツブタケ型、地上部の長さ10-30㎜、1から数本直生する。柄は樹枝状で表面には縦じわや凹凸を生じ、未熟時は灰白色、後に淡黄褐色から褐色になる。結実部は未熟時に白色、成熟時には黄褐色から褐色、または淡桃色など。子嚢殻は最初白色の菌糸をまとうが、後に裸生。地中部は強靭な繊維質で50-300㎜、しばしばそれ以上に長くなり、黄褐色から白色。
多年生・越年生があり、周年見られるが、成熟するのは夏期であることが多い。各種林内地上に発生するが、経験上ヒノキ林で発生することが多い。
清水図鑑には亜種としてヒメハダカセミタケが掲載されているが、本種の小型個体であると思われる。
多年生・越年生があり、周年見られるが、成熟するのは夏期であることが多い。各種林内地上に発生するが、経験上ヒノキ林で発生することが多い。
清水図鑑には亜種としてヒメハダカセミタケが掲載されているが、本種の小型個体であると思われる。
2022/2/14,京都府 |